3人の驚異的な日本人シェフによるレストランがバンコクに上陸!
そうなんですよ、結構すごい話なんです!
【デンクシフロリ バンコク】
ミシュラン星を獲得したレストランの海外初の支店!
下記3名の超凄腕日本人シェフの発案で実現されたんだけど、経歴が華やか過ぎるのよ!!
◆長谷川在佑シェフ 【傳 Den】日本料理
ミシュラン2ッ星!
2023年版 Asia Best restaurant 50 で4位!
◆川手寛康シェフ【フロリレージュ】フレンチ
ミシュラン2ッ星!
2023年版 Asia Best restaurant 50 で7位!
◆清水将シェフ【デンクシフロリ東京】串料理
ミシュラン1ッ星!
傳とフロリレージュのシェフが作った、和とフレンチが織り成す串をテーマにしたお店。
現在清水シェフは、東京のお店を離脱し、デンクシフロリBKK店で腕を振るっています。
7月の後半に予約を試みたんだけど、8月のディナーは既に全日予約で埋まってた!
ランチなら予約可能とのことで、取れたのは8月後半すごい人気でござーます☆
この日は4人で行ったんだけど、いやはや、予約が取れてとりあえずラッキー!
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お店の雰囲気
エラワン バンコクの地下にあります。
大事だからもう一回コピペで言うわね!
エラワン バンコクの地下にあります。
Googleマップを見たら、グランドハイアットと記載されてたからホテル内をグルグル!
ドアマンに聞いても知らん〜言うし、約束の時間ビハインドだったわたし『LG階ってどっこやねんんんん!!』ってイライラしちゃったわよ。
店内はコの字型のカウンターのみ、18名が着席できるそうです。
シェフズテーブルスタイルのライブキッチンなんだけど、ちょっと驚いたことがあるの。
というのも、このキッチンエリアは完全にシェフ清水さんのみの舞台!
完全にソロコンサートです☆
他のスタッフは裏のキッチンで作業されてるのよねー。
動きやすさとかもあるだろうし、素人目ながらカリスマ感すごいと思いました。
同じお料理でもお皿を統一しないスタイル。
兎に角センスが良い。
友達のところに運ばれたお皿も素敵だったー!
全然話は変わるけど、我らが【コ KONOJI 】のお皿のセンスもヤバかわだよね♡
メニュー
先述の通りランチの予約しか取れなかったんだけどディナーコースのメニューを注文できました。
- Lunch 2800++ 5 コース
- Dinner 3500++ 7 コース
コースは、7つに分けて書かれてある。
初め見方が分からなかったけど、画像に丸を書いたように2つの食材が1品となるようですー。
ワインペアリングが驚きの1,000฿からある!
4種のペアリングで1,000฿、6種で1,500฿とファインダイニングとしては破格なので、わたし達(酒飲み)は、もっちろん1,500฿を選択!
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いざ実食!!
Seaweed / Fromage Blanc
ヨーグルトのような滑らかなチーズとポン酢で合わせたたっぷりの海藻が乗ってる一皿。
隠れた岩のりの風味が鼻から抜けてとても良い!
海藻は食物繊維なので、先に食べたらアレですよ。
血糖値上がらないから、この先の料理はカロリーゼロ説。
…を唱えながらみんなで食べました。ニヤ
Taro / Bisques Soup
ビクススープにタロ芋の天ぷらをつけながらいただくんですって、奥さん!
このスープを言語化できずもどかしいんだけど、甘さと深みがあってホッとする味で大好き♡
へ〜!すご〜い!とみんなで大合唱のリアクションをして、シェフに100点いただけました(笑)
Mantis shrimp / Eggplant
女子喜ぶお花畑生春巻き。
先ず、中が熱々で "生春巻きは冷たいもの" という概念を崩され驚く!
でも外側はちゃんとした冷菜という感じなのよ、完璧に計算された温度管理でゴイスーじゃない?
ホクホクのシャコの揚げ物と軽い野菜の苦みが激ゥンマイ!
フルーツスイカのスープと結構辛めのチリソースで味が締まって嗚呼〜美味しい!楽しい!
あとでメニュー見て『ナス』と書かれていたけどナス入ってた?知らん。(←失礼!)
Chicken / Japanese Leek
こぶみかんの葉、レモングラス、マナオで味付けしたふわふわジューシーなフリーレンジのローストチキン!
とろとろの長ネギソースのアロマチックさが超いいですー♡
Foie Gras / Egg
味噌漬けしたフォアグラが乗った茶碗蒸しで、『美味しい』を連呼したわよ!
フォアグラはくどさがなく、口の中でとろけながら強めの味噌の風味を残していくわけ、素晴らしいわ!
これはですね!もはや毎日毎晩食べたいわ!
そんなレベルで美味しいです。
Japanese Corn / Beef
輝きを放つ北海道のとうもろこしをふんだんに使った炊き込みご飯。
これに和牛ビーフのハムにすき焼きタレをくぐらせて乗せるんだわよ、何事!
ビーフのハムって珍しいよね。
ここにナムチムジェオというタイのソースを起用!面白いね。
ピリ辛できゅ〜っと酸っぱいタマリンドのタレと優しい甘さの炊き込みご飯は合うんだね。
個人的には、北海道のとうもろこしご飯そのものが美味しくてタレなしが好きでした。
Dessert
大福とプリンから選べます。
が、なんと!
ハーフ&ハーフができると仰られていいとこ取りさせていただいたわ。
先ずプリン。
白い抹茶のムースが乗っています。
一口いただいたら、かなりビターなカラメルに驚き!
これがお酒を飲むと甘い物を食べないわたしには、本当に美味しくて♡
お次は大福。
大福の下にはメレンゲのプレートがあって一緒に食べます。
ぶりぶりした大きな小豆の味が濃くてほっぺが緩む。
求肥のモチモチ感も最高で、もしかしたらメレンゲなくてもいいかも。
ボッチ一言
大満足でした!
全体的に、コースとしての盛り上がりは緩やかなカーブを描いていた。
何故なら!一品一品のレベルが高くどれも美味しかったからだと思う!
和食の要素を取り入れた洋食やタイ料理って最強だと思ってる。
五臓六腑に染み渡る出汁こそ日本の強み!
特に洋食の中に和を感じると、本当に美味しいと感動することが多いのよね。
ホスピタリティについては、メールのやり取りはとてもスムーズで文面に思いやりを感じるほど!
お店のスタッフはまだ少し辿々しさがあるものの一生懸命に頑張っている姿は好印象。
ちょっと残念だったのは、何度も料理の説明にいらしたシェフが、全くわたし達の目や顔を見て話されなかったこと。
目を見て話すとは、誠意や心を伝えるのにとても大事なことだとわたしは思うんです。
人の目を見て話すと自信があるように見えるので、特に接客業はお店の自信を伝えるのに効果的だとも思うしね。
とはいえ!
シェフが感じ悪かったわけではないのです!
個人的に料理のお味もドンピシャだし気に入りました。
また年内、又は来年違ったメニューを試しに来たいなと本気で思ってる♡
きっとそのうちミシュランマンがやってきて、あっという間に星取ってしまうかな。
というわけで、ボッチ感動レベルのレストランに認定☆
ではまたぬ。
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店舗情報
営業時間:12:00-14:30 / 18:00-22:00
定休日:なし