以前旅行でチェンライを訪れたとき、超絶行きたかったお店があるんですよ。
旅行前に予約を試みたんだけど、残念ながら予約がいっぱい!
ぬうぉおおー!!
と余計食べたくなりましてまたチェンライまで行ってきたんですの。
とまぁ、今回は食に対する執念で食べてきたってお話しなんです。
【Locus Native Food Lab】
シェフはオーナーであり、またソムリエでもある
3足の草鞋を履く人物!
オーナーシェフって当たり前にいるけど、オーナーシェフがソムリエというのは、ボッチもあちこち食べ歩いてますけど初めてのパターンかしら?
そんなソムリエシェフが打ち出したのがこの
『フードペアリング』
先ずワインを選んで、それに合う料理を考案したスタイルなんだって。面白いよね。
※ワインを追加すると+2000バーツ也よ。
メニューは2ヶ月おきに変わり、今はこのブログのメニューと異なるから参考までに見てね!
お店の雰囲気
Googleマップでどっローカルの道をレンタカーで走ると急に現る素敵な建物。
どうやらPa Sak Tongというホテルに併設してるレストランみたい。
あとでこのホテルの金額を調べたら1泊7万バーツくらいして、なんか一瞬ハァ?!と怒りみたいな感情噴出した(笑)
木造の茅葺き屋根でアンティークな家具を配置してるけど、これが逆にモダンで素敵なんだよねー!
テーブルはカウンターのみ。
店内はなんだか別世界★
切り株を改装してレストランにしちゃった!みたいな?
(どんなやねん)
欧米人のグループも来ていたよ。
外国人観光客にも名が通ったレストランみたい。
メニュー
メニューは文字の他にスケッチでも表現されてるの。
絵が可愛くてイメージ湧きやすいし、何より英語で分かりやすい!
いざ実食!!
今回わたくし、自分が車を運転してたのでフードペアリングなのに主役のワインが飲めなかったの。
でもお酒が入ってない分、より味覚が研ぎ澄まされてかなり楽しめたよ。
いちぢくの葉なのかな?
ほんのり酸味があり、梅干しのようなテイスト。
中にはムースが入ってる。
正直に言うとわたし梅干しの味がちと苦手でゴニョゴニョ。。。
こりゃーーーゥンマイ♡
カオニャオ餅米の代わりにライスクラッカーを使い、その上にレバーパテとレッドワインゼリー!
酒持って来〜い案件です!
口の中で広がる風味、後で追いかけてくる爽やかさ、ほんのり甘いフルーティネスもめっちゃくちゃ美味しい!
ドライドポークとトマトサラダスープ。
ブイヨンスープはスパイシー。
トマトの酸味とハーブのアロマティックさ、クリスピーさもあり良いっ!
カリフラワーのサクサクチーズグラタン。
発酵ソーセージのネームの酸味と深み。
焼かれたネギの香ばしさ、これは堪らんー!
チキンソーセージと野菜&トマトスープ。
タイ語ではラートガイだと言ってた。
真ん中は自家製ヨーグルトで、温かいラタトゥユのような味わいの中に、スパイシーなタイのスパイスを感じる。
タイの各種ソーセージと煎餅のようにパリパリな鶏肉の食感が好き!
ハイブリッド ゲーンハンレー。
豚肉とシーフードが入ってる。
ウマミがブゥワーッと襲ってくるブイヤベースの中に『あれ?今…タイいたよね?』って感じで控えめにタイが現れる。
パンの端を浸しておいて少しずつ食べると美味しいですよ、と言われて食べたら、ホンマや!となった(笑)
おシェフさまは、豚のカレー『ゲーンハンレー』とシーフードのブイヤベースをマッチさせるのは、難しかったと仰ってたわ。
ハーブのパッパルデッレ&鴨ソース。
パッパルデッレは、わたしの大好きなパスタ麺♡
もうちょっと薄い方が好きだけど、手打ちの食感を強く感じていいかも。
北タイのスパイスがガツンときて味は超好き!
オッソブッコとポレンタという完全なるイタリア料理の北タイツイスト!
わたしコーンミールのポレンタの風味が大好きなんだけど、オッソブッコって食べたことないかもなー。
プルドポークに濃いめのダックソース、大好物のポレンタで上手く纏ってます!
料理として最後に出てきたのがコチラ!
既に腹がパンになっとりますけど??ってクレーム案件レベルの量(笑)
まぁシェフの言い分を聞こうじゃないか。
今までのコースは全て北タイ料理にアレンジを加えたもの。
例えば、さっき出てきた『ハイブリッドゲーンハンレー』の原形はこんな北タイ料理なんですよー的に、オリジナルを紹介したかったんだって。
だから、頑張って全部食べなくてもいいですよーって。
でもこれが全部美味しくてさー、食べちゃうんだよね!
底知れぬ胃袋の可能性に驚くわよ、我ながら(笑)
パイナップル、ココナッツウォーターで作ったグラニタ。
生姜がピリッ!
初めはモッテリした口当たりなのに一瞬でパッとなくなる。
えなんなん?これ!
今まで食べてきたグラニタでベスト1!
アメジストと名付けられたグラニタスイートポテト。
奥様と娘さんからインスパイアされたんだとか。
さつまいも風味だもん、そりゃニッポンジンすっきでしょ!
奥様のレシピの小さなモチおやつ。
オーナーのお子様が作ったお皿なのかな?
101ティーハウスチェンライのお茶と一緒にいただきました。ハラパンデス!
ボッチ一言
タイ料理のフュージョン料理なのでデザートでの盛り上がりには欠けるんだけど、そこは思い出話や、ご家族のストーリーをエッセンスにしてコースの最後を上手く纏めてきたのはアッパレ!!
オーナーが話す英語は完璧で、ホスピタリティは今まで行ったレストランの中でもトップレベルだった。
とっても親切で気配りが素晴らしく、もてなされてると常に感じられて幸せだったなー♡
お店とコースの概要
わたしが行った時コースは1名3,000฿。
デポジットを50%の1,500฿を支払ったよ。
タイ国内の銀行口座を持っていない人はきっと相談に乗ってくれると思うから聞いてみてね!
一皿食べ終わったときにカトラリーを交換して欲しい場合お皿に置き、交換しなくて良ければサイドに置くんだって。
日が暮れると店内が暗くなって写真が撮りにくくなるから、シェフが事前に撮った綺麗な写真を用意してくれるよ。
サービスチャージなし!
オーナーシェフ曰く、サービスチャージってお店が強制的にお客様からいただくのではなく、お客様の気持ちで支払うものでしょ?と。
そのあとシェフのスタッフが頑張ってた話が続きまして、多少のプレッシャーを感じて結局10%+端数で支払いをしました(笑)
いや料理にもホスピタリティに感動したので、支払うのは全然良いんだけど、ちょっとプレッシャー感じたって話です。
総合的に!
絶対にまた訪れたいと思えた、めっちゃくっちゃ素晴らしいお店だった♡
ここは『ボッチ感動のレストラン 』リストの仲間入り♡
チェンライ行く人はマストで行ってきてー♡
ではっ( ´ ▽ ` )ノ
店舗情報
営業時間:18:00 一斉スタート
定休日:月曜日
予約Line ID: @locusfoodlab