くいしんボッチのペロペロ日記

旨い物の為にタクシーに乗り、旅の為に仕事をする、タイを拠点とする食いしん坊のボッチが様々な情報をお届けします。

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【Restaurant CODA】感動レベルのタイファインダイニング♡素晴らしき体験

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以前行きたいお店にリストしていたAdHocのヘッドシェフ Tap氏がAdHocを別のシェフに引き継ぎ、自身のお店を出したと聞いて、興味がむくむく。

更に現在ソフトオープニング中のプロモーション価格というので、今だ♡と思い行って来ました!

 

実はロックダウン中、Fine DiningであるAdHocが苦肉の策で、バーガーのデリバリーを始めた時、頼んでみたんです。

その完成度の高いバーガーに驚愕して、更にシェフTapの料理への関心が高まりました。

その時のブログがこれ↓

 

コルドンブルーを卒業した後、イギリス、香港、オーストラリアのトップレストランの経験を経てバンコクに戻ってきたシェフ。

ここの料理は、タイ料理スタイルにモダンな技術を組み合わせたもの。

和と洋が組み合わさって生まれるハーモニーのように、タイと洋がツイストする料理は感動的なものが多いけど。。。

さて高い期待値、結果どうなるか?

 

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お店の雰囲気

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美しくシーックな店内。

シンプルで高級感はあるけれど、個人的にはこんなもんかという感じ。

個性を出す何かが足りない?

 

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それでも2階席は、なんだかヨーロッパの列車レストランのような雰囲気で、気に入った。

ここに通されて良かったわん。


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テーブルにはQRコードメニュー。

ワインは高いけど、グラス500バーツ位からありました。

 

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いざ実食!!

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シグネチャーのプレッツェルパン。

外側のクリスピーさと独特の香りが良い。

バターがまた美味しいの。

 

アミューズブーシュ

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左)Smoked Fish Mouse

ハーブと海鮮が効いたココナッツクリームカップ。

ニシンが使われていて、ホーモックイメージしているんだそう。

適度な塩気とクリームがマッチしいてため息が出る美味しさ。

 

右上) Guancaile Cracker

クリスピーライス、レモングラスの風味。

いい感じの豚肉の塩分とクラッカーで食感を楽しむ。

 

右下) Tom Yum

トムヤムのスープが口の中で溢れるよう。

後から魚の風味のするクラッカー。

これにはアッパレの一言!!

 

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Basil Soup

ふぃ〜!い〜い香り!

ガツンとくるスパイシネス、その後帆立と貝の出しが辛さを和らげる。

バジルと磯の香りに飲み込まれて、うっとりする♡

 

このアミューズを食べ切り、CODAへ期待値が更に高まった!

 

アペタイザー

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Yum Lobster

ロブスターのヤム(サラダ)とは何とも贅沢な。

もちろんロブスター自体ぶりぶりで美味しいのだけど、やっぱりここは味付けが素晴らしい。

シェフのお母さんのレシピソースなんだそう。

トマトクラッカーの少しの酸味がタイ料理らしさを強く引き出す。


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Szechuan Cole Pasta

2年半メニューを変えずに提供し続けている、シェフにとって思い入れがある一皿。

10〜15年前、ファインダイニングのカルチャーをタイに持ち込んだシンガポールのレジェンドシェフHaikalのメニューをリメイクしたものなんだそう。

Chef Haikal は、パタヤのバイク事故で首を損傷し、もう料理をすることができないけれど、シンガポールへ戻り自身の店を開き、現在も現役でキッチンで活躍しているんだとか。

またそのお店がミシュランを獲得したっていうんだから、心を打たれちゃう。

そのシェフのレシピのエンジェルヘアーパスタ。

四川ソースと胡麻の風味が香る。

感動的な背景がある割には、特別感を感じられない味だったかな。

正直な感想。。

 

メインコース

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5 Spice Dry aged Duck

7日エイジングした鴨肉は、外側の香ばしい食感と鴨独特の濃厚な旨味に悶絶。

薄〜くカットして食べたらまた味わいが変わって楽しい。

ねっとりしたヘーゼルナッツとナッツのソースに合わさる、フルーティなソースの組み合わせも面白い。

ちっとも飽きない料理の数々に楽しくて仕方がない!

 

棒状のビーツの餅はそんなに好みじゃないけど、キャベツとビーツのピクルスは並外れている!

 

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Australian Wagyu Tenderloin

肉に続き、また肉という流れ。

 

ガツンとチリが効いたかなり濃厚で旨味を凝縮したソース。

肉の質なんて良くて当たり前なんだけど、マスタードシードを用いたソースの優秀さに唸る!

そう言えば、Resonanceの下村シェフは、ソースが美味しいのは当たり前、素材の味を生かしたい、みたいなことを言ってたのを思い出したなぁ。

何が正解でもなく、どう個性を出していくかって話だけど、ここのタイのスパイスを感じられる複雑なソースは間違いない。

 

ライスクラッカーは香ばしさと苦味がほっぺた落ちそうだった!ずっと食べていたい♡

 

デザート

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プリデザート

濃厚なドライチェリーが入ったソルベ。

ナウシカに出てくるオウムが怒って前進しているように見える。

スプーンで突くとマジックのように全てが液体になってしまった。

演出なのか何なのか?

すくえず食べにくいのは確か(笑)

 

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Everything Baitoey 

全てがパンダンのデザート。

パンダン、タイ語ではバイトゥーイという名前で、よくお菓子に使われる。

 

左のもちもちなパンダン餅は、抹茶の苦味のような。いいねぇ。

ソルベは甘すぎず濃厚でとっても美味しいっ!

 

アフターコース

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Khao Tom Ped

鴨のカオトム。

形はあるけど、驚くほどふわふわのお米。

砕いた米のお粥、ジョークともまた違う。

白胡椒が強めに効いていて、肉の旨味も香りも胡椒の刺激もわたしを虜にしてくる!

あ〜これは好きだ。堪らなく好き!

 

カオトムはおかわり自由と言われたけど、もうお腹いっぱい。

もう『満足』しか言葉が残ってない。

 

最高だった、ボッチ感動レベルのレストランに認定だ!

また来るよ、ベイベー。

 

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店舗情報

営業時間:18時00分~23時30分

定休日:火曜日

HP:https://www.facebook.com/restaurantcodabangkok