今回は感動レベルのレストラン
【MAD BEEF】ざますー。
『どこでこの店を知ったの?
だって宣伝も何もしてないからさー』
ってシェフに聞かれたの。
『インスタだったかな?』と答えたけど、そうだ、思い出したよ、Googleマップで肉料理を検索してて見つけたんだった!
いやー、このお店を見つけることができて本当に幸運だった!
全てのミートラバーに前のめりで言いたい!
今すぐ予約して食べてー!
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懐石コース一択4,200baht ++なので、ちょっとお値段張るけど、期待は裏切らないはず!
ここで食べられる牛肉は、リブアイやヒレ等の高級部位(プライマルカット)ではなく、脂は少ないけど旨味が凝縮しているその他の部位(セカンダリカット)なんだって。
セカンダリカットの肉が天才シェフの手にかかるとどのように表現されるか、是非味わっていただきたいと思うわけですー♡
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お店の雰囲気
レストランは、カフェバー兼アートギャラリーの「ATT19」の中にありますー。
金持ちの道楽感出てる雰囲気(失礼!)だったけど、覗いてみたら結構本格的で、モダンアートが好きなら是非覗いてみるべし~。
アタクシは、モダンアート好きなので、結構楽しめました!
Mad Beefは、カフェバーを通り抜けた奥に席が設けてありますー。
カウンターのみのシェフズテーブルスタイル。
築120年の古民家をリノベーションしているらしく、雰囲気は抜群!
そして天井には日本の兜が!こわい(笑)
完全に日本を意識したデザインである。
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いざ実食!!
先ず運ばれてきたのは生肉!!
『あなたが食べるのはこれの30%だよ』って。
それがどんだけのもんか分からんけど(笑)
このアートとも言えるお肉の美しさに萌えるぜー。
Amuse Bouche
先ずはアミューズ。ユッケざますね。
ポテチの上に乗るユッケは、とろける旨さ!
生肉とクリスピーの食感を共に楽しめる。
そして!ウニの乗ったユッケ!
海苔で巻いて頂くのだけども、美味くない訳がないじゃないかー♡
はふぅーー!!ふんまーい♡
The Eye of The Chuck
チャックとは、一頭に500グラムしか取れない部位なんだって。
ぶった切って刺身のような味になっとる!
青りんごスライスとふんわり香るニンニク。
何故かここでも日本を感じる味わい。
なんて事だ!
Mad Sando
今回のコースで、味・独創性共に1番あめーじんぐだった素晴らしき逸品。
肉の旨み、すき焼きのタレ、卵が合わさったふんわりしたソースに特性サンドイッチをつけて食べる。
ワクワクと美味しさでテンションが上がる一方である!!
Between The Bone
コンフィ。
フィンガーリブを12時間以上フレンチバターとハーブを使って低温で真空調理しているんだって。
牛の出汁と旨味を吸った大根を「ラディッシュ」ではなく、日本の「大根」として紹介していた。
日本の出し文化をよく理解しているシェフだと、これを食べただけで分かるよ!
Brazilian's Queen
オーストラリア産の海と川の間から取れるリバーソルトが振りかけてある。
柔らかいお肉殿を噛み締めると、肉の甘みと旨味が口の中で広がる。
肉に詳しくなくたって、本当に良質の肉だとわかる。
Caveman's Heart
乱暴な男の心臓と名づけられた料理。面白いねぇ。
シェフが好きな部位だと説明してた、驚愕するほど、ぷるんぷるんに柔らかい肉。
こちらも日本食にインフルエンスされ、バターに味噌が混ざったソースで頂く。
でも、ちょっとバターが強すぎた!
味噌よ、もっと出てこいカモーン!
Mad to The Bone
フレンチスタイルな一品。
赤ワインのソース、クリーミーなマッシュポテト。
美味しゅうー!
Mad Don
どっっすんっ!
おぅぅーもうお腹いっぱいだぜー。。
ってところにやってきたまたボリューミーなローストビーフ丼。
でもスッッ。。。と切れる肉の旨みが濃縮したローストビーフは、ス〜ッとお腹に入るのよ。
だってめっちゃ美味しいから!
Pot of Gold
お茶に見えるが、実は牛の出しから取った、コンソメスープ。
頂いた命だから、どこまでもゼロウェイストで、命に感謝しながら頂く。
そんなことをシェフはゆーてました。
確かに肉の仄かな香り、でも脂を感じないすっきりしたクリアスープ。
このシェフ、料理の天才だ!
Mad Ice Cream Sandwich
最後のデザートまで私達を驚かせてくれた!
ラズベリー、柑橘系の香りのするモナカ。
それだけじゃないのだ。
何と、ビーフのエキスをほんのり感じる!
肉を感じるデザートなのに、、美味しいんだぜ。
どうなってんだ!
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ボッチ一言
今回の体験は、まるで肉の学校へ入学して、先生(シェフ)に肉について教えてもらっているようだった。
気さくで飾らないシェフの人柄と、牛肉と料理に対するの情熱によって、終始ワクワクが止まらなくて、もうー楽しくて楽しくて。
そんな素敵なシェフのこと知りたくなって、色々と質問してみたよ!
家族経営
何故ここなの?(カフェの一角なので)
『実はここは家族経営なんだ。(やっぱり!思った通り!)
隣のギャラリーはシスターの、カフェは母さんが経営してるんだよ』
日本を感じる雰囲気
『だって日本が大好きだから!
お皿も全て日本で買って持って帰ってきたんだ。
コロナ前は1年に2回は日本へ行って、日本食を食べていたんだよ!』
お皿は色も形も全て違ってね、自分のお皿や他の人のお皿を見比べたりするのも楽しかったよ!
更に、天井に飾られている日本兜は、オークションで競り落としたものだそう。
なんともお金がかかっておる!
なぜ「肉」なのか?
こんなに料理が素晴らしいなら、肉料理だけじゃなくて、何でもこなせるシェフだと思ったのね。
だから聞いてみた、なぜ「肉」なのか?
『タイではまだ牛肉の文化が浅いから、タイ人はサーロインやリブアイ等、まだまだ有名な部位しか知らないんだ。
長い間オーストラリアにいたこともあって、もっと牛肉をタイに伝えていきたいと思っているんだ』
タイ和牛についてはどう思う?
『国産牛が注目されるようになったことは、とてもいいことだと思う。
ただ今はタイの肉の指標(スタンダード)がない。だから値段が安定しないし、販売者が「いい肉だ」と言えばいい肉として売られてしまう。
日本では、A4ランクA5ランク等、肉の質によってランクが分けられるでしょ?
タイにもそんなスタンダードが取り入れられるようになるといいよね。
でも農家の人はとっても頑張ってると思うよ!』
年に4回はメニューを変えていきたいと言っていたので、新しいメニューになったら、ずぇええったいに行くっ!!
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店舗情報
営業時間:17:30~23:00(コロナ規制時はお店に確認してください)
定休日:月曜日
HP:https://www.facebook.com/madbeef.kaiseki