くいしんボッチのペロペロ日記

旨い物の為にタクシーに乗り、旅の為に仕事をする、タイを拠点とする食いしん坊のボッチが様々な情報をお届けします。

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【The Canvas Boutique Camp】タイでグランピング!バンコクから一泊旅行

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バンコクからの週末1泊旅行先を探していて、これだ!と思いついたのが手ぶらでキャンプが楽しめる、世界中で流行中のグランピング!

グランピングとは、グラマラスとキャンプを合わせたオサレ造語なんだそうです。

「キャンプはしたいけど、道具を持っていない」「最近眠りが浅いので寝袋じゃ眠れない」「旅行先での後片付けは労働に値する!」こんな風に考えるワガママな私にグランピングがピッタリフィットしました。

今回お邪魔したのは、とても素敵な女性オーナーが切り盛りする「The Canvas Boutique Camp/キャンバスブティックキャンプ」。

ミャンマーに程近いラーチャブリー県、スアンプーンにあるこちらの宿は、女性ならではの気配りを随所に感じる素敵な空間でした。

バンコクからの一泊旅行に、是非みなさんにお勧めさせてください♪♪

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 もくじ

 

The Canvas Boutique Camp

大きく宣伝することなく、ひっそり運営しているこちらのグランピングスポットですが、口コミが広がり着実に人気が出て来ており、私たちが行った日は満室でした。

バンコクのフリーマガジンの「フリコピ」でも紹介がされたことがあります。

モデル家族の方が泊まった場所がこちらの宿です。

www.freecopymap.com

上記記事では、エアコンなし/wifiなしと紹介されていますが、現在はエアコンもwifiもありました。

 

素敵な女性オーナー

オーナーさんは女性1人でこちらを運営されています。(スタッフは殆どミャンマーの方)

オーナーさんとお話しした時に英語が堪能でとてもフレンドリーな方だったので、きっとどこか外国で暮らしていた経験があるのではないか?と感じていました。

どんなバックグラウンドがあるのだろう!と興味を惹かれて、このグランピングスポットについて色々と質問をしてみました。

タイ人のオーナーさん、ニューヨークやアジアを転々とし、20年の海外生活を経てなんと3年前に永住先としてタイへ戻っていらしたんだとか。

台湾人のご主人と息子さん達はバンコクで現在暮らされていて、オーナーさんは乾季の繁忙期だけこちらに住み込みで働いているそうです。

息子さんは母親がずっと側にいなくても大丈夫な年齢になり、オーナーさんご自身も何か始めたいと思った時に、昔のようにオフィスで働くということは考えられなかったのだとか。そんなとき既にご兄弟が全てデザイン・運営をされていたこちらのキャンプを現在のオーナーが引き継がれて運営を始めたんだそうです。

「大自然の中での仕事が自分に合っているの」とお客さんのケアをすることや、お客さんとの会話をとても楽しんでいらっしゃいました。

好きなことを仕事にしてキラキラしている女性っていいな!お話をしているだけでエネルギーをもらえた気がしましたよ!

 

予約方法

こちらの宿はテント一張一泊2500B 朝食込み。

agodaやBooking.comで予約ができません。 

ナント下記Facebookリンクから問い合わせするところから始まります。

https://www.facebook.com/The-Canvas-Boutique-Camp-เดอะ-แคนวาส-654984727945731/

2名で予約するとして、英語の例文を作ってみましたので参考にしてみてください。

(XX部分の名前や日付はご自身のものに変更してください)

Hi, my name is XX. I would like to book a tent for 2 people on XXth of December. Please let me know if the date is available. 

銀行振込ができるということでしたので、銀行アプリから振込完了させ指示通りemailに振り込み完了の画像を添付して送り、予約完了となりました。

 

行き方

お車をお持ちの方、レンタカー、運転手さんを手配できる方は、迷わず車で行くことをお勧めします。

バンコクからのドライブ2.5時間程度でピューンと着いちゃいます。

 

公共交通での行き方

バンコク ホワランポーン駅からラーチャブリー駅へ向かいます。

朝8時5分の快速に乗れば、2時間でラーチャブリー駅に到着します。

私たちは朝9時20分の電車に乗りました。

ラーチャブリーまで3時間の道のりで電車賃ナント25B(85円)いつも思うけど、タイの国鉄って儲ける気ゼロですね。

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因みに朝8時の電車に間に合うように行くと、朝8時丁度に国歌が流れます。歩いている人々はその場に立ち止まり、駅員さんたちが整列し、時が止まったような素敵な光景を見ることができます。私はあの時間がとても好きです。

 

国鉄の発着時間はwebsiteで検索できます。

http://www.railway.co.th/Home/Index

HPのホワランポーン駅素敵ですねぇ。

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ミニバンステーション

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Google mapでラーチャブリーのミニバンステーションを検索すると、乗り場と少し離れたところを表示しますのでご注意を。

目的地のスアンプーン行きのバスはこの大きな「ひとりボッチモニュメント」がある川沿いです。

迷ったらこの写真を見せれば地元の人は一発で分かります。

駅からは歩いて15分くらいかかりますので、駅にいるバイクタクシーを利用してもいいですね。

 

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ボッチモニュメントの近くに「 SUANPHUNG(スアンプーン)」と書かれた上記看板がありました。

Google mapも貼っておきますが、目印はこの看板と電話ボックス。

ここでスアンプーンに行くことを伝えてバスを待ちます。

 

  

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そうこうしているうちにバスが到着。ロットゥー(ミニバン)が来るのかと思ったらこんなレトロな大型バスでした。

ここからスアンプーンまで1時間位かかります。60B(204円)

3時間の電車が25B(85円)なのに1時間で60Bって高く感じるマジック!本当は全然高くないんだけど。

 

スアンプーンの下記の場所に着いたら、バスの運転手さんに降りまーすと伝えて降りてください。

 

交差点付近にカフェがありその隣がドラッグストアになっています。

ここでオーナーに電話をして迎えに来てもらいましょう。

こちらのオーナーさん英語が話せますので、とても楽ちん!

もちろんタイ語でもOK。ここでは英語の例文を載せておきます。

Hello, this is XX. I arrived at Suan Phueng. We are at the drug store across the street from the police station. Could you pick us up here? I am wearing XX(ブラックとかピンクとか服の色を伝えます)

もしもし、私の名前は、XXです。警察署の近くのドラッグストアに着きましたので迎えに来てもらえますか。XX色の洋服を着ています。

 

とてもフレンドリーで感じのいいオーナー自ら笑顔で迎えに来てくれて、程なくしてやっと宿に着きました!

 

バンステーション近くのかわいいカフェ

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もしバスがくるまでまだ時間がありそうなら、こちらのカフェに行ってみてください。

場所は、ボッチモニュメントを背にして真っ直ぐ歩いて2分位行くと左手にあります。

 

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カフェに飾ってあった写真が、お店の扉の雰囲気に似ていたので聞いてみたところ、このカフェ改装前はこんなに見すぼらしい建物だったんですって。

それがすっかりアートカフェに様変わり。デザイナーの仕事レベルが高いですわぁ。

肝心のコーヒーはまぁまぁだったのが唯一残念。

 

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トイレの前に座っている女の子の像。こんなアート作品誰が作ったんだろう、きちんとトイレを象徴している!すごい。

 

いざお泊まり!

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さて、オーナーさんの車でグランピング場に到着!

うっわぁ〜大自然の中にオシャレなテントがある!これがグランピングなのかー!

乾季のはずが、雨が降っていて残念でしたが、当日は18張あるテントは満室だったそうですよ。

 

「さ、ここがあなたたちのテントよ。どうぞ〜」と案内されて、じゃぁごゆっくり〜なんてオーナーさん去っていこうとしてる。

嘘でしょ、チェックインは?パスポートコピー取らないの?わたしの住所書きましょうか?晩御飯はどうしたらいいの?朝ごはんは何時?チェックアウトは何時なの〜〜??

 

取り敢えず、食いしん坊の私は晩御飯と朝ごはんについて質問。

晩御飯はバーベキューもできるそう。でも2名だとセットの量がちょっと多すぎるかも。。とのこと。

アラカルトでシンプルな料理を選べるというので、何があるの?と聞いてみました。

「シンプルな料理ね。パッガパオとかね。知ってる?バジルが入っててね。豚肉がいい?鶏肉がいい?エビもあるわよ」

選ぶって料理じゃなくてガパオの具材を選ぶんかい、と思いながら豚肉と目玉焼きを乗せてもらうことにしました。

朝ごはんは朝7時から10時とのこと。

 

テント内

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自由過ぎるけど、とてもフレンドリーなオーナーさんと別れた後は、宿の撮影会。どこをとってもかわいいの一言!

テントに用意されているもの

  • 無料の水×2
  • レモングラスの香りの蚊除けスプレー
  • ティッシュ
  • バスタオル×2
  • 予備のブランケット×2
  • 簡易クーラー
  • 扇風機

 お手洗いとシャワールーム

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女性用と男性用で左右に分かれています。

 

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洗面台もきれいに整頓されていて、小物類もおしゃれにディスプレイされています。

それからこちらのハンドソープがとてもいい香りなの〜♪

パワーのあるドライヤーも用意されていました。

 

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共用のシャワールーム。

まず清潔でしたし、オープンエアータイプで観葉植物がディスプレイされていて好感度が高い!

お手洗いとシャワー室は何棟もあるので、混み合ったり、待ち時間が発生するようなことは全くありませんでした。

肝心なシャワーのお湯は、ちょっとぬるくなったり、あまり安定しなかったです。

バーベキューエリア 

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このような施設が数カ所あって場所が足りないなんてこともありません。

火起こしのおじいさんが炭の番をしていました。

カフェ 

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こちらの建物はカフェになっています。食べ物は簡易的なスナック類しかなかったものの、カフェ利用としては、本格的なマシーンを入れているからか美味しかったです。

レンタル自転車も無料で利用できます。

ソフトバンクの「おとうさん自転車」と書いてある、景品であろう自転車が何故かこんなところに。

ソフトバンクの自転車がどういう経緯でここに辿り着いたのか、この自転車の冒険話を知りたいところですよね。

食堂エリア

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敷地内には、大きな食堂があります。

晩御飯・朝ごはんはもちろんのこと、ただ単にここでリラックスするにも最高の雰囲気。

 

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小さな池のほとりでコーヒーブレイクしながらお喋りしていました。

晩御飯

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これがシンプル晩御飯。

ガパオの豚肉と鶏肉、目玉焼き付き。

わざわざオーナー自ら作ってくれたガパオ、バジルを別で揚げているし、結構手が込んでいてとても美味しかったんです。

バーベキューも気になったけど、これはこれで食べる価値がありました!

 

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食堂にはドリンクの入った冷蔵庫が置いてありました。

ドリンクの値段が上部に貼ってありますが、とても良心的な価格。

オーナーさん「冷蔵庫から勝手に取って、明日何本飲んだか教えて〜!」って。

じ・・自由過ぎる!でもいちいち注文しなくていいのは気楽でいい。

朝ごはん

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朝ごはんはブッフェ形式でした。

スープにしっかり味のついたカオトムムー(お粥豚肉入り)なかなかの美味しさでした。

生春巻きも久々に食べましたが、とても美味しかった!

その他食パンやワッフルもありました。

 

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オレンジジュースは果肉入り100%でぎゅっと美味しさ詰まってましたよ、普段ジュースなんて飲まない私がゴクゴク飲んでしまいました。

パンに目玉焼きを乗せて、パズーが作った朝ごはん(分かる人には分かる)のようにして食べました。間違いないやつですね!

 

Suan Phueng周辺のアクティビティ

グランピング場周辺は、思いの外たくさんの施設がありました。

スアンプーンはタイのスイスと例えられていますが、スイスに行ったことがない私が例えるなら那須のようでしたね。どこもオシャレな場所ばかり。

 

オーナーさんに勧められて、500Bで半日ドライバーさんをつけてもらい、少し散策をしました。

ドライバーさんは地元の方で、何度もドライバーとして依頼している信頼できる方だそう。オーナーさんが仰った通り、とても親切な方でした。

 

タイ人の中では有名な羊の牧場「The Scenery Vintage Farm」

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餌やりやツアーがついたコンボセット券を勧められますが、タマダー(通常の)チケットは50Bでした。

ひつじが放し飼いになっていたり、とても雰囲気のいい場所でした。

アイスクリームの35B→30Bになる割引券をもらったので、バニラを食べたのですがこれが期待以上においしかったです。

 

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コンボセット券を買うとここで餌やりができます。

コンボセット券がなくても入場できて、落ちている葉っぱを拾って餌やりができてしまいそうでしたよ、ゆるい。群がる羊を間近で見ることができます。

 

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必死に餌をあげるタイ人のお客さんたちと必死に餌に食らいつく羊の群が結構カオスで観ているだけで相当楽しかったです。

 

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園内は基本的にこんな素敵なビンテージスタイルでオシャレです。

お土産類も小洒落たものがあって、意外に楽しめました。Tシャツもかわいかったし。

 

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Farmを出てみると、こんな広い敷地内に羊や馬が放牧されていました。

これだけ広ければ動物たちもストレスフリーでいられそう、と安心しました。

 

The Scenery Vintage Farm 

営業時間:8時半〜18時

 

 

キャンドルでできた町 Baan Hom Tien

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次に訪れたのは、キャンドルでできた町Baa Hom Tien。

入場料に60B支払いをします。

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ところどころで見るアートは全てロウソクからできています。

可愛いものが多いです。

 

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ろうそくのワークショップもありました。これは子供達喜びますね!

 

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入場時にもらう入場券をなくさないでくださいね!

その券を見せるとこちらでキャンドルを1人1つもらえます。

入場に60B払ってたくさんのアート作品を鑑賞し、キャンドルももらえるなんてとってもコスパがいいと思いませんかー。ここは行ってみる価値ありです!

 

Baan Hom Tien場所

営業時間:8時半〜18時

 帰りのバンステーション

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行きで降りたドラッグストアの道を挟んで向かい側にこんな小屋があります。

ここの人にラーチャブリー駅に行く旨を伝えればOK。

私たちの場合は、500Bでお願いした半日ドライバーさんがここまで送ってくれて、その上ラーチャーブリーまで行くと伝えてくれました。

いいおじさんだったな!

 

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今回はバスではなくバンで帰ります。

比較的すぐに発車して、何故か行きより5B上がって65Bで乗りました。

どうやらモーチットのバスターミナルまでもいくロットゥーもあるようです。(途中で乗り換え)

またここからラーチャブリー駅まで1時間かかりました。

ラーチャブリー駅付近のグルメ

次の電車までの待ち時間がある場合は、ぜひこちらのお店にどうぞ。

 

Khun Maem Noodle

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田舎の駅なのにGoogle Mapで500件も口コミがある人気店。

午後中途半端な時間帯でしたが、たくさんの人で賑わっていました。

バミートムヤムを注文しました。肝心のお味は人気店納得のおいしさ!

但し、一皿がとても小さいので2杯くらいいけちゃいそう。パッタイもとても美味しかったですよ!

 

Junction cafe n bistro

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バミートムヤムを食べた後にどうしても甘いものが食べたくなって駅前のカフェに寄りました。

コールドブリューなんかも置いていて、本格的なカフェでした。

コーヒーとても美味しかったです!こちらは駅前なので時間があれば是非!

 

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さて外もすっかり暗くなった頃にホワランポーン駅に到着しました。夜のホワランポーンもとても綺麗ですねぇ。

盛り沢山過ぎるグランピング1泊旅行、みなさま参考になりましたでしょうか。

初めてラーチャブリー県に遊びに行きましたが、お洒落な町でかなり楽しめました。

素敵な宿に美味しいごはん、オーナーさんも素晴らしい!こうなったらまた行っちゃうでしょー!

アテンド候補に入れておきます♪みなさんもご参考まで~~!!

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