コロナウィルスが世界中で蔓延し、タイでは、レストランやカフェ店内での食事が禁止され、食いしんボッチなんだか精気を失ったような状態が続いてました。
デリバリーのお店のブログも書く気になれなくて。
そんな中、タイのコロナの感染者数が落ち着き始め、やっと5月から店内での食事が許可!
少しずつ元気が湧いてきましたよー!!
やっぱり外で食べないとダメみたい、わたし笑
そこで店内での食事許可後、初のお店は心に決めていたコチラ!
【Haoma/ハオマ】でございます♡
バンコクでは、知る人ぞ知るインディアンフュージョン料理の人気店で
「私もいつか行けたらいいな〜」程度にしか思っていませんでした。
だって高いんだもん笑
ではなぜ、今回【 Haoma 】だったのか?
インド人オーナーシェフDeepanker KhoslaことDKさんが、コロナで失業し苦しんでいるタイの貧困層をサポートするため、『No one Hungry(誰も腹ぺこにさせないぜ)』というプロジェクト立ち上げ、自分のチームと一緒に熱心に活動をしていることを知ったんですねー。
なんとレストランの休業中に、タイの人々のために2か月間で27,000食を提供し、ニューヨークタイムズで報道されたそうです!
自身のプロジェクト以外にも、ボッチが支援している慈善団体のCovid Thailand Aidでも活動していて、さらにDKさんに興味が湧いたのです。
結構早い段階でこの活動を始めていて、インスタのビデオでアツアツのメッセージを送る、このパッション溢れるシェフの料理、どんなものか食べてみたいと思ったのでした。
コロナ規制緩和後の初のレストランが「Fine-Dining/オシャン料理店」なんて、お祝いとしてもピッタリじゃないですしね♡
さて、Haomaの営業から4日目、わたしはここでの体験をどう思ったのでしょう?
ではでは早速みていきまひょー!(なんだかブログ書くのが久々で調子まだ戻らないなw)
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お店のストーリー
東インドのつるの神の植物Haomaにちなんで名付けられたレストラン。
キッチンから出る食品廃棄物や雨水ろ過システムを利用して、敷地内でハーブを栽培したり、魚料理用のティラピアを飼育したりと【廃棄物ゼロ】のアプローチに熱心なシェフ DKさん。
お店で使われている材料は100%オーガニックなんだって。
スパークリングウォーターすら自分たちで作っているようなこと言ってたけど。。聞き間違えたかしら?
お店の雰囲気
かなり奥まった場所にあり、人の家のガレージに入っていくような形でお店にたどり着きます。
実際にお店のお隣は、DKさんのご自宅なんですって。
予約時間は17時、早めに到着したのでお店のお庭で座って待っていました。
一軒家のレストランはこぢんまりしていて、居心地がよい。
ペットを同伴できるバンコクで唯一の高級レストランだそうなので、犬ちゃんを買ってらっしゃる方にはいいかもしれない。
お店の開店前から、きちんと接客してくれていたスタッフは、とても感じが良くて、お店が育てているハーブ園や、雨水のリサイクルシステム等、廃棄ゼロのお店のポリシーについて紹介してくれました。
さぁ、熱を測って、アルコールジェルを手にぬりぬりし、いざ入店!
タイ政府の決定に倣い、ソーシャルディスタンスを守ったレイアウトになっているんだそう。
規制緩和後、会話ができないようなレイアウトだったら外で食事する意味がない、と思っていたわたしは、これなら満足。
ただ、窓際の席はテーブルがとても小さく、ぎゅーっとこぢんまりして、距離を取ってるとはとても言えない状態だったけど。。
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いざ実食!!
先ず初めに出てきたのがこちら。生命を表現している美し〜い一品。
さて、何が食べれて何が食べれないのか、サッパリ分からないため、きのこを触ってみたり、藻を触ってみたりしたけど、食べれるのは、この小さなタルトのみ。笑。
21種類のスパイスに味噌とピーナツカレーの味。
ツブツブの食感がヨロシイ!けどちょっと塩分が強いね。
まぁなんとも美しいスープ。
濃厚なスープの中にシーフードが入っています。
謎にでかい器だけど、中身は少量。あっという間に片付きます。
Chaatというインドの屋台で食べられる料理を素敵にアレンジしたもの。
ザクロやアボカド、食感のいい何かよくわからないものとちょっぴり酸味があるソース。
こりゃー旨い♡
最初に食べてくださいと言われた、赤いクラッカーとの関係は「謎」です。
お吸い物のお椀のような小さな入れ物に入った、豆の料理。
じゃがいもが揚げてあり、ダルカレーと混ざってる。
これも何か分からない「謎」の食感の食材が口の中で主張してきてこれも美味なり♡
まぁ、コース料理なんてものは、「謎」がつきものです・・
こちらは、あひるが消えた〜、なんていう童話をイメージして作られているそう。
餅米とアヒルの形のゼリーがあって、そこにカレークリームを流し込みます。
とても辛いですから、辛かったらヨーグルトを足すから言ってね!って。
でもこの程度の辛さは屁のカッパ。お茶の子さいさい。
味はねぇ、この餅米とカレーがなんとも合わなくて、イマイチでした。
プレゼンテーションが良かっただけに、これは残念なり。
もうデザートきたよ、コース終盤?なんて思ったら、デザートじゅなかった!
隠れて見えないけど、後ろにあるムースはミントっぽい。
ハオマキャビアという名の黒いブツブツは、実はタピオカでできていて、味は酸っぱくて不味い!
なんと、上に乗っているアイスクリームはカレー味で辛い!
ゼリーはそれぞれフルーツの味。
こんなにバラバラなものが一皿に乗っているのにー!
それなのにそれなのにー!
なんと一緒に食べると美味しくなるというミラクル。スゴイぜ、ハオマ☆
パスタに見えるような見た目の白いココナッツとタマリンドとピーナッツの土台。
ペロっと一口、甘酸っぱくてよかよか。
これね、すみません。
全く印象に残らなくて、味をすっかり忘れてしまいましたー!ごめんなさい。
まぁ、そんな程度だったんでしょう(汗
食いしんボッチが、今日のチャンピオンに選ぶならきっとコレでしょう!
えー、恐らくコレ。たぶん。
ぎゅーっとしたボロボロするようなパンのようなカタマリに、バターやハーブバター、豆やトマトのペーストそヌリヌリ食べます。
これが、うんまーいのです!!!
おしゃべりしながら、一生食べれるやつ。
そして、これを持ってきてくれたのは、シェフDKさまでした♡
おしゃべりしてたら、横からタトゥーだらけの手がニョキっと伸びて、見上げるとニコーっとスマイルのシェフ。
シリアスなお顔で、コロナでの支援をしているビデオを観てたから、別人のような印象でした。
とってもハンサムでした〜ん♡♡
ココナッツの皮が乗ったサッパリとしたほうれん草カレー。
中は魚かラムか選べて、魚にしました。
ほうれん草とミントと、ココナッツ と。
味のバランスがとっても良くて美味しかった、もうお腹いっぱいだったけど。。
これ、これです。
上のパンのようなカタマリを今日の一番!と言えなかったのは、コヤツのせいです!
なんだかアイスクリームと食感のいいチョコレートやらなんやらが乗った甘さ控えめの大人のデザート。
これは久々に唸るほど、美味しかったです♡
え、またデザート?
もうデザート 2品目なんだけど?
ミルクでできているらしい。味はあまり好きじゃなかった。
ボックスを持ってきたから、まだ呼んでもないのに勘定しようってか〜?って思ったら、中は伝票ではなく、美しいお菓子だった。
このクッキーのサンドがとても美味しくて、袋詰め放題で詰めて持って帰りたいくらいだった。
間に挟まれているのはなんだかクリーミーで、材料は「謎」です。アゲイン。
そして、これが最後に出てきたものでした。
でもこれはコースに含まれていなかったから、コンプリメンタリーなんでしょうね〜。
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ボッチ一言
現在は、限られた人数しかサーブできない環境だからでしょう、1人500バーツの予約金が必要でした。
無駄にならないよう、食材の準備も必要な分だけにしたいのでしょうね。
気になるお値段は、まだ店内でのお酒の提供が許されていない状況なので、お水をガブガブ飲んで、トータル1人3,500THB(10,500円)の出費でした。
このクオリティで、こだわりあるレストランで、この情熱的なシェフの料理が食べられるなら、全然高くないんじゃないかしら!
お酒が入ってなら、いくらになるのかしら。笑 酒飲みには恐ろしい想像ですわ。
アラカルトメニューも最近ローンチしたようでして、コースは本当にお腹いっぱいになっちゃうから、少食の方はアラカルトでお楽しみ遊ばせ〜。
ではでは、みなさん、これからも健康で。
制限ある中でも、精一杯人生満喫しましょうね♡
ちゃお。
店舗情報