プーケットタウンでバーを探していた時に偶然見つけた感動のレストラン!
腕のあるシェフとスキルフルなドリンクを担当するミクソロジストによる
ファーンタスティック!なスポット♡
【Royd/ロイ】
南部の方言で「ローイ(美味しい)」という意味のお店でござーす。
GoogleマップでBarを検索したときに出てきたので疑いもなくバーだと思っていたら、なんと南部タイ料理のコース料理を提供するファインダイニングだった。
なんせバーとしてチェックしていたお店だったのであまり調べていなかったんだけど
蓋を開けてみたら、お料理だけでなく一緒に提供されるドリンクも含め、たくさんのサプライズをぶちこんでくるお店だったの!
ここは大きな声で叫びたいッ!
(↑クリックすると過去にボッチが勝手に認定した感動のレストランリストがみれるよ)
Roydについて
エンゲル係数が狂ってるファインダイニング貧乏のあてくし、まだあまり知られていないお店が、ボッチ感動レベルに食い込んできて興味津々!
そこでお店について色々調べてみたわよー。
【シェフ】
キラリと光るテクニックで南タイ料理にツイストを加える凄腕。
以前は、Mizulimという名で週に 1 回のポップアップレストランを営んでいたそう。
そこでも南タイにフォーカスしたクリエイティブな料理を提供していたんだとか。
その後タイ版【料理の鉄人】で優勝して、タイ南部だけでなく全国的に有名になったんだって。
なるほど、やっぱり実力派なんだ!
【ミクソロジスト】
ミクソロジストとして活躍されているシェフの友人&パートナーはドリンクを担当。
この方のスキルにもかなりおったまげたわー!
Roydと同じディブック通りに位置する超人気のバー【 Dibuk House 】のオーナーでもありますー。
で、ミクソロジストって一体何なのよ?ってなるじゃない?
わたしも知らんので調べたよ。ほれッ。
- バーテンダーとミクソロジストの違い
まだ見ぬ組み合わせを追求し、もっと美味しいお酒を生み出してお客様を幸せにしようとしている人たちがいます。「ミクソロジスト」の方々です。
「ミクソロジー」とはMix(混ぜる)という言葉にology(論)をつけた造語で、混ぜることを追求するといったような意味合いを持っています。ミクソロジーを行うバーテンダーを「ミクソロジスト」と呼び、素材選びから製法まで、カクテル作りの一連の方法を見直し、さまざまなアプローチで新しいカクテルを生み出そうとされています。
引用元:カクテルに新しい風を吹き込む「ミクソロジー」とは?【前編】 | 味博士の研究所
まぁ要は、バーテンダーの域を超えてオタク出してきてる混ぜ混ぜニストってことね!
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お店の雰囲気
店内は美しいカウンターとテーブル席がある。
ファインダイニングでカウンターがあるなら、シェフの手捌きが見れるカウンターをお勧めする。
早い時間帯だったからか、小さなお子様連れ(2~3歳くらい?)のタイ人のお客さんが来ていたので、早い時間帯ならお店も柔軟に対応してくれそう。
タイ人子供好きだからね!
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いざ実食!!
ドリンクペアリングもお願いしました。
メレンゲの上にマンゴーとジンジャーのクリーム。
こんぶちゃだけど、ヤクルトのような味と生姜の風味でサプライズを入れてくる!
最初からいいね。
左下から、プーケットのロバ
湯葉そしてタマリンドソース。
豆腐の風味がしつつ、タイのスパイスと甘酸っぱさ、ナッツィーな香ばしさが追いかけてきて、超好みだ!
右下、ハートヤイフライドチキン
エシャロット揚げ、しっとりホロリのチキン。
フライドチキンならではの、ジャンキーな衣の香ばしさもあり、笑っちゃうほど美味しい!
左上、ナコンシータマラートのゲーンビラーン
スモークの香りがぷ〜んと口の中で広がる、これまた大好きな味。
キャットフィッシュ、ホワイトタマリンドが入っている。
カレーペーストは、クミンの味がしてクリーミーかつ、少し辛くてパンチがある。
しけってるようなボロっとするシェルの食感も楽しい。
右奥、クンガピサトー
ロータイガープロウンの春巻き。
炭っぽい、サトーのいい臭みが後で香る〜♡
エビのペーストガピのオイルが使われていて、香ばしさもいいね。
ゲーンソム
超辛い痛いパンチがある逸品!
でも超美味しい、これ!
フレンチのソースにイカ墨入れて旨みを増しているそう。
ココナッツシェル、キャットフィッシュの卵、イカ切り身でとろけて美味しくフィニッシュ。
ドリンクは、お米のお酒ラオカオを用いたカクテル。
飲み過ぎると悪酔いするけど、ラオカオ好きなんだ!
ナムプリッククン
タイのスパイスを効かせたカレーソース。
スプリングオニオンのブラックソースが渋い苦味を出してすごいバランス!
きちんと調理されてるのに生の新鮮なエビを食べてるくらいぷりぷり♡
外側のシェルはソースをかけて香ばしさを引き出してあって最高!
ガイサテ&カオニャオ
ブラックティーで炙ったチキンサテ、トマトが乗っててユニーク極まりない。
様々なスパイス、特にクミンの風味がとても良い!
横のアイスクリームと一緒に食べるという不思議、魚の粉末が甘くて塩っぱい、そしてわらっちゃうほど旨いのよ(笑)どうなってんの、この料理!
ココナッツミルクと炊いたカオニャオも炙ってあって良き。
ドリンクは、カクテル グラスにターメリックやハーブの煎じ茶?をめぐらせ、言葉にすることが不可能なほど沢山の味がする。
ほんのり口につくハーブとドリンクが交ざりあって、味わうのが楽しいという感じ。
小籠包
カニのすり身?と強めのエビのソースでガツンとくる。
香りも素晴らしく、アツアツ。
エビとすり身の組み合わせが、本当に美味しい♡
紅生姜も効いてアクセントになっている。
ナツメとクコノミのお茶
カクテルではなく、モクテルもペアリングに含まれている。
サッパリしていて仄かなあまさが喉を通る。
とってもとっても幸せな味がして、お代わりさせていただいた♡
ガピ白身魚
ふわふわのフィッシュ。
やっぱりタイ南部はエビのガピが多く使われるのね、タマリンドとエビが強め。
ナッツとレモングラスのピリ辛ペーストが複雑な味をしていて、メインの魚を上回るほど美味しかった!
醤油椎茸ピリ辛のカクテル
おもしろいよね、ほんのりと醤油の味がちゃんとするんだよ。
椎茸も香り、こんな不思議なカクテルがちゃんと美味しいって、信じられる?
縞鯵エビの香りスープ
またエビの風味。
エビが少し強いかなと思ったけど、卵黄を入れると甘みで中和され、とても美味しい出汁になる。
縞鯵のスライスが入ってて、旨味と食感もめっちゃ好き。
メインダック
2週間マリネードしたダック。
いつもなら途中で飽きが来るメインのお肉だけど、4種のスパイスと一緒に食べるから、全く飽きがこない!
- ガーリックココナッツ
- スモーキーカレーソース
- ホワイトハニーぽってり
- 小エビのカレー
ダックから抽出したコンソメスープは、ブラックペッパーが強くて素晴らしい!
そして咳が出る(笑)
ドリンクは、クリエイティブ過ぎるガーリックをチョコレートコーティングしたもの。
ひと口食べて強めのカクテルで流し込む。
美味しくて、ユニークで笑いが込み上げる!
モイスチャライザーピニャコラーダ
プーケットパイナップルをドライアイスで封じ込めガスを浸透させているんだとか。
甘くて風味があってビックリする。
これがね、グラニタとココナッツクリームと魚の風味がするの!
笑っちゃうけど、口から出る言葉は美味しいという言葉のみ!
プリデザート
ライスクラッカー、チョコレート甲殻類が入ったカレーが香る。
カレーの味のデザートが美味しいなんて、嘘でしょ(笑)
パームリーフアイスクリーム
パームシュガーとクランチーなスポンジ。
パームリーフで香りを付けてるアイスクリームこれも美味しい。
白いのは酸味があって苦手。
パンプキンシードのミルクで作ったサトー酒。
パンプキンプューレが横に添えられていて、もう味の七変化に驚き過ぎて言葉も出ません!
料理だけでなく、ドリンクも全て感動もの。
ジュエリーボックス
もうお腹がいっぱいなのに、最後にジュエリーボックスを開けると出てくるテンションの上がるお菓子たち。
パームシュガーミルクマサラチャイに入ったタピオカ、チョコレートボンボンリーフ。
ココナッツマカロンとオレオクッキーのようなものは何だったかな?
全てが「普通」じゃない、そして全てが美味しい!
カラマンシーというオレンジ色のマナオのような果物から作られたレモンチェロで締めます。
レモンチェロのようにキツくもなく、ほっこり美味しいお酒。
あー幸せな時間だった、ここに来て良かった♡
ボッチ一言
今回の料金はこちら。
- 9 コースと 9 つ一口バイト2,890 バーツ
- ドリンクペアリング(お酒9種)1,490バーツ
友達も今まで行ったファインダイニングの中で1番美味しいと言って感動していたよ!
ユニークな手法でアプローチしていて、お料理、ドリンク全てファーンタスティック!
トップクラスのレストランが、ひっそりとプーケットタウンにオープンしているのもニクイよね。
プーケットタウンに行ったら、わたしは確実にリピートしたいお店。
みなさんにも是非行って、ご自身で確かめてほしいわ。
あーまた興奮して長いブログになってしまった。
こんなに長いブログ誰が読むの?(笑)
疲れたから寝るわー。
じゃっ( ̄^ ̄)ゞ
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店舗情報
営業時間:18時00分~23時00分
定休日:火曜日・水曜日
予約はIGのDMで:https://www.instagram.com/restaurant.royd/