くいしんボッチのペロペロ日記

旨い物の為にタクシーに乗り、旅の為に仕事をする、タイを拠点とする食いしん坊のボッチが様々な情報をお届けします。

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【Wana Yook/ワナユック】100Mahasethのシェフによる素晴らしいタイ料理!

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今回ご紹介するのは、あたしの大好きな男、チャーリーのお店よ♡

大ファンの100 Mahaseth の天才オーナーシェフ、チャーリーがカオゲーンにフォーカスしたお店を出したのですー!

【Wana Yook/ワナユック】

 

カオゲーンと言えば、日本語ではぶっかけ飯と呼ばれているタイ屋台メシ。

大昔は富裕層の食事として認識されており「時の流れ」と共に、全ての階級に食べられるようになったカオゲーン。

ワナユックの店名は、その「時の流れ」を意味していて、伝統的なものから現代に至るまで、改新の一撃でカオゲーンを表現しているんだって!

 

ワタシ、大昔はタイ料理なんて屋台で安く食べれるから、ファインダイニングは欧米料理がいいと思ってたこともあったの。

今は違う!

様々なテイストを盛り込んだタイ料理こそ、ファインダイニングで食べたいと思うのですよ〜!

あたしゃファインダイニング、タイ料理推し女よ〜!

 

今回は、ラマ6世当時に建てられた約100年前の邸宅で食事ができるのも楽しみの1つ♡

早速レビューしていくわ〜!

 

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お店の雰囲気

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表からは全く見えないので、迷うかもしれない。

Googleマップの指すところ、右手にスタバがあるのを確認し、自分を信じて中へ進んでオケよ。

 

石畳の先にはコロニアルスタイルの素晴らしい邸宅。

100年前のものとは思えない美しさ。

 


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入口を入ると、TINTINがアレなピノッキオが入口で迎えてくれて、ヒャダ〜とBBA大興奮(笑)

オーナーの1人が持っているアートコレクションだそうよ。

チャームゲーンカリー という大好きなお店でも似たようなものをみたなー。

 


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入って右側はレセプションエリア。

時間前に到着すると、ここでウェルカムドリンクで迎えられる。

モダンな家具とアンティーク家具の両方があって、コロニアルの建物に馴染んでる♡

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踊り場で料理の盛り付けが行われてて、これはまたライブ感があって面白い。

私たちは4人がけの個室を用意してもらったんだけど、このプライベート感が素晴らしいから、皆さんも行くなら個室がお勧め♡

 

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いざ実食!!


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コース前の前菜からして巧みな技を見せてきた、ワタシのチャーリー!

※前からシェフチャーリーのファンで、馴れ馴れしく書いとりますが、お目にかかるのは今回初めて!アハン♡

 

タイの職人やオーガニックサプライヤーと協力し、タイ各地から集められた多種多様なお米を紹介してくれる。

 

タピオカ煎餅に乗ったエビ、ミャンカムのような葉の前菜、言ったもん勝ちのホイトート。

口の中は食材のパレード状態で、豊かな味付けに初めから心奪われたわー。

 


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先ずは、エビペーストのパンチが口に広がる、可愛いながらも主張の強い一皿。

磯の香りクリスピーなライスロール、その中にもライスが入っていて、ライスを2段階で楽しめる

黒いソースは何か分からないけど、ちょっと付けると濃厚な味わいが加わり一言だけに留まらず二言目も『旨い!』

 

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こちらもとても印象的な逸品!

あん肝とココナッツのクリーミーさが合わさったところに、ビーフジャーキーという別の食感と、旨味を持ってくるという、遊び心満載の一皿。

レモングラスの風味と磯香る滑らかなあん肝の後に、ビーフジャーキーが最後に口に残るので、一口で長く楽しめる。

 

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トムカーガイ!

そう言われたらそうなんでしょうが、普段口にするトムカーガイとは全くもって異なるエビの風味と円やかな甘味の組み合わせ。

豚の脂のクリスプで食感も味わえて、美味しいと連呼!

 


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ホーモック。

濃厚なココナッツの風味と食感のあるライスやクリスピーなるタマゴ。

美味しいけど、横に付いてるまたガリみたいなものが辛い!(笑)

 

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スタッフがね、パリパリの煎餅を指して、スープって説明したんです。

アータ!

スープって仰いました?!

って思いながら食べたら、これが本当にスープだった(笑)

口の中で風味のあるライスと交わって溶けてスープになるのだ。

嗚呼至福!

そして極め付けが、豚の角煮!

全くしつこくない上質な脂の旨味に唸ります。

 

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美しい薔薇にはトゲがあるのよ。

タイ人スタッフが、これは辛いのでと言って、ゲーンソム(タイ南部のスープ)を別の器で持ってきた。

なんとかなるやろ!と思ってバチコン!とお皿に注いで食べたが最後、会話の継続は不可!

辛いしか出てこん(笑)

辛くて美味しかったかどうかも覚えておりません。

 

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そんな私達を救ってくれたのは、救世主ココナッツグラニタ王!

まるで辛いものなんて食べていなかったかのようにリセットしてくれました。

海ぶどうの風味と爽やかな甘味が沁みます。

 

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美しいレア気味の和牛ストリップロインとまたまたゲーンの組み合わせ。

バランスもお肉の味わいももう芸術的な組み合わせ!

でも!

中に入ってるトマトのペーストを崩すと、これがまた辛いの(笑)

友達と、グラニタ持ってこい!と叫んで大笑い。個室だからファインダイニングでもハメ外したわ(笑)

 

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え?もう食べれないよ。。と半泣きのわたしたちに、罰ゲームのように運ばれてきた美味しそうな料理。

これがさ、、びっくりするくらいどれも素晴らしい味付けで、食べない選択肢がないんだよ(笑)

カイジャオ(タイオムレツ)の上にアヒルと鶏の卵の黄身♡

タイハーブと一緒に混ぜ、3種のお米と一緒に食べる。

説明など要るんだろうか?!

バイリアンを摘みながら、ゲーンを食べる。

全て美味しさが溢れている!!


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ピアックプーン!

もちっとした食感、クリーミーな口溶け、クランブルのメレンゲを一度で味わえる。

友達も絶賛でした!

もうお腹は限界まで迫ってきているのに、手が止まらない美味しさ!

 

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最後に出てきたのは、ミニお菓子セット。

カノムモーゲーンのクリスピーケーキや、カイケムのシュークリーム、もう一つのクリスピーなのも別のスタイルのモーゲーンだったような?

ちょっとお酒も回り記憶が薄いです(笑)

美味しい記憶はあるけど、お腹いっぱいすぎてもう限界でした( ;´Д`)

 

ボッチ一言

個人的に、間違いなくタイ料理のファインダイニングで3本の指に入るほど、全ての味が感動的でござーしたわ♡

カオゲーンに拘ったコース料理、よくここまでのバリエーションで攻めてきたと心を打たれてギュンギュンですよ、もう!

スパイシーでしんどい料理もあったけど、シェフチャーリーはやっぱりアタクシが惚れ込んだだけあって、どれもがフレイバフルでした♡

 

今回コース料理17種類を食べて、2,750฿/1人。

ファインダイニングとしてはリーズナブルな方だと思う!

クオリティを考えたらもっと高くてもいいわ。

是非金額が上がらないうちに、チェックしてみておくんなませ。

 

メニューは少しずつ変わっていくらしいので、また暫くして、食べていない料理が増えた頃に是非訪れたい!!

辛いものや、甲殻類が苦手な人にはお勧めできんので、そこんとこヨロピク♡

 

大好きなお店が見つかると、興奮して字数も増える+ファインダイニングの品数で更に字数が増えて書くの疲れたわ〜(笑)

だからもうBBAは寝るわね〜。

んじゃまたっ( ̄^ ̄)ゞ  

 

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店舗情報

営業時間:18時と20時30分の2回制

定休日:月曜日

HP:https://www.facebook.com/Wana.yook/