バンコクの郊外、Sukhumvit中心から車で40分程離れたところにある、【飛行機の墓場】に行ってきました〜。
真っ二つに切断されたボーイング747がゴミのように空き地に転がっているこの場所をご存知ですか?
この存在については以前から知っていたんだけど、最近日本のテレビ番組『クレイジージャーニー』という番組の奇怪遺産のコーナーで紹介されたそうなんですよね〜。
お友達が行きたいと発案してくれて4人で車で行ってみたら、もう最高に楽しい場所だったのです〜!!
ホームレスが入場を管理していて、きちんと入場料を払ってから入るんです!
ゴミと化した本物の飛行機の中を探検できるのは、なんとも面白い♪
いや実際には【どう楽しむかは、あなた次第!!】なところでもあるのですが、謎だらけ!ツッコミどころ満載!新体験!の場所として今回ご紹介したいと思います〜!
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現在のAirplane Graveyardに至るまでの歴史
まぁ面白いことに、ホームレスが管理しているようなこんな空き地なのに、すっごいちゃ〜〜んとしたホームページが用意されているんですよ!
しかも英語でビツクリ仰天の助。
それがコレ。
歴史についての記述があったので、翻訳してみました!
この土地は元々建物建設のために用意された場所でしたが、でもその契約は成立しませんでした。
その後、投資家達がこの土地をビアガーデンにしようと乗り出し、ビアガーデンのランドマークとしてオークションで飛行機の機体を買いました。
ビアガーテンは『RUNWAY』としてオープンしましたが、1年しか持たずクローズしてしまいました。
オーナーは、勝手に店を出したり場所を荒らす者から土地を守る為に、ホームレス家族にその土地に住むことを許可しました。
それ以来放置され、現在の飛行機の墓場に至ります。
土地が荒らされるのを防ぐための代わりに、ホームレスに居住許可を与えるなんて、まぁなんともタイらしいというか、日本人としては理解が難しいというか(笑)
2011年『RUNWAY』がまだオープンする前に撮影された映像もありました〜!
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アクセス方法
ラムカムヘンロード沿いに位置しています。ラムカムヘン大学の近く。
センセーブボートか、車又はタクシーで行くことができます。
センセーブボート
便利なボートマップがホームページにあったのでお借りしてきました!
NIDA線の最後の停留所『Wat Sriboonreung』の桟橋から「飛行機の墓場」まで徒歩7分で行くことができます。
乗車する駅によりますが、運賃は11-19バーツ位。
車又はタクシー
Ramkhamhaeng Roadは、MRTとBTSの延長工事中で、渋滞は免れられないエリアみたいですね〜。
私の場合を例にすると、今回は週末にプラカノンから出発しました。
友達の車で午前11時に出て40分位かかりました。
40分ならそんなに悪くないかな?平日の方が混んでいるかも!
タクシーで行く場合下記をドライバーに見せてください
รามคำแหง ซอย103 แขวงหัวหมาก เขตบางกะปิ กรุงเทพฯ
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到着!探検開始!
ラムカムヘンロードを走っていると突如と巨大な飛行機が現れて、それはそれは異様な光景でした!
車は隣の小さなモールに停めさせてもらいました。「ちょっとならいいよ〜」って言われて一応許可ももらいました。
車を停めたモールから入り口まで歩いて向かいます。
あ〜天気が良過ぎ位いい!
逆に中は足場が悪いから、雨の日/時間帯は向かないと思います〜!
せめて止んでから行った方がいいと思います。
入り口は門があって、『所有地に勝手に入んじゃねーぞ〜』的な事が書いてあります〜、なんだか物々しい感じ〜!!!
土地のオーナーに許可されて住んでいるホームレスご家族の皆さん。
門の物々しさからは想像できないほど、中はアットホーム感あります。そりゃ〜ここに住んでるんだもん当然か(笑)
ここで200バーツの入場料を払います〜。
帰りにペットボトルのお水一本くれました!
一説によると、ここの子供達が案内してくれるって話だったけど、子供達お客さんが来過ぎて面倒臭くなったのかもうやってないみたい(笑)
自宅として使用している飛行機の機体内をちょっと覗かせてもらったけど、とても快適そうに暮らされてました〜!
見物できるのは、この2機の飛行機。
小さい機体は分からないけど、大きいのはボーイング747。
ロゴ等は全て消されていてどこの航空会社で使われていたか分からないようになっています。
でも友達の情報によると元々はJALの機体なんだって。
その証拠に、非常口やトイレなどに日本語隠れていました。
1機目
ジャンボジェットの名で親しまれていたボーイング747。
最近ではあまり見ない、2階建てでとにかくデカイ!
窓のサイズ感から、どれくらい迫力がある機体かお分かりいただけるかしら??
勿論、ボーディングブリッジからCAさんが迎えてくれるわけはなく、忍び込むようにこの貨物室から中に入ります!
貨物室は、解体された荷物棚等が散乱しているし足場が悪い!
本来人間様が搭乗する座席がある階には、はしごで登ります。これは登った後に撮影した写真。
もしも、わたしが100キロを超える体重の持ち主だったらつっかえちゃう位狭くて急で、大冒険感すごい。
真っ二つに切断されている機体から、建物と青い空が見える。
このミスマッチ感すごいんだけど、伝わるかなぁ〜!!
足元はすごく悪くて、穴が空いていたりするのを板で塞いでたりするんです。
注意しないと怪我するような感じです。
でも友達と4人で、まるでCDジャケットのような、まるでPVのような、かっこE写真がたくさん撮れました!
すぐにCMで使えちゃうくらいの女優男優っぷりのクールな写真の数々で、もうお見せできないのが残念でならない(←見せないからって調子に乗って言い過ぎかも笑)
非常口から機体の外側を除いたら見つけた!『日本語』!!
愛着が湧いちゃいます♪
CAさんが食事の準備をする場所。
この裏にはファーストクラス階へ行ける階段あり。
No More はしご!(笑)ちゃんとした階段が有難く感じるわ。
ファーストクラスへの階段。これは上から撮った写真。
ジャンボ機の操縦席。
ここでキメキメの写真を撮ろうと思ったけど、何しろ足元が悪くて悪くて断念しました。
2機目
では、2機目の機体へ侵入しましょう!
ここでは、人間様が搭乗する入り口から入れるんだけど、よじ登らないといけない・・!
降りるときも大変だから、助け合って降りてね!
中へ入るとこんな感じ。
機体が傾いているのと、歩くと少し揺れるからちょっと怖い!
2機目の 操縦室は綺麗に片付いていて、『出発進行〜!』なんて感じで写真を撮りました。
まぁ、漫画じゃあるまいし、そんなこと言って出発するパイロットなんていないと思うけど、私ってイマジネーションで100倍楽しめる人間なので(笑)
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食いしんボッチ的一言
冒頭で【どう楽しむかは、あなた次第!!】と書きましたが、やっぱり写真撮るのが好き!とか、古い飛行機の機体に興味がある!という人に向いてる場所だと思います〜。
私たち4人の他に見物客がいたんだけど、さらさら〜って見て帰って行きましたもん〜。後に来たファランの人は長くいたのかな、分からないけど・・。
でも私たちったら、面白写真撮ったり、CDのジャケットみたいな写真撮って、もう楽しくて楽しくて!
ホームレスの家族もフレンドリーな感じで写真も撮ってくれるし怖いことなくて、来てよかったと思える場所でした♪
足場が悪いから、小さなお子さん連れや妊娠中の方には向きませんが、たまにはどこかユニークなところへお出かけしたいなって時にいいと思います♪
↓飛行機の墓場と一緒にどうぞ↓